NMR装置および一部の実験室装置は「グローバルファシリティセンター」および
「先端NMRファシリティの共用促進プログラム」経由での利用申請が可能です。
申請方法は下記のURLを参照ください。

北海道大学グローバルファシリティセンター
先端NMRファシリティの共用促進プログラム

本施設のある建物および各部屋はICカード認証による施錠がされています。
NMR装置を継続的に利用される場合には、ICカード貸与による対応が可能です。

学内利用者であれば、職員証ならびに学生証による解錠対応が可能です。
解錠申請書類につきましては久米田までお問い合わせください。

実験室および培養室もあります。
タンパク質発現大腸菌株の作成から、
培養から精製、濃縮にいたるまで、
簡単な実験設備を整えてあります。
NMRサンプルの現地での調整も可能となっております。
（NMR装置を利用しない方への使用開放は行っておりません）
お気軽にご相談ください。

Googleカレンダー上での予約と利用割り当てをしています。
Googleカレンダーとリンクしたメールアドレスを久米田までご連絡ください。
共有設定をいたします。

共有後は、装置が空いている時間に自由にご予約ください。
メンテナンス情報（液体窒素、液体ヘリウム充填など）もカレンダー上にて告知いたします。
メンテナンス期間中には予約をしないでください。

共有されているカレンダー以外への予約は無効です。
かならず予約したカレンダーが
「稲垣研　500 MHz NMR cancer」
であることをご確認ください。

平日昼間（祝日を除く、月〜金の９：００〜１９：００）は、最長２時間までの予約とします。
長時間の測定予約は、土日、祝日、夜間をご使用ください。

装置使用方法に不安があるなどの場合には、初回講習も実施しております。
「グローバルファシリティセンター」の「初回講習」をお申し込みください。
ただし、別途料金がかかりますので、あらかじめご了承ください。

毎週金曜日のマシンタイム会議（google meetによるオンライン開催）にて、
翌週分（当該週の金曜日から次の金曜日まで）のマシンタイム割り当てをします。
会議参加できない方、参加することに抵抗がある方などは久米田が代走いたします。
メール等でご相談ください。
会議でのマシンタイム割り当てや連絡事項等は、
「NMRミーティング議事録」
としてGoogleスプレッドシートにて管理しております。

migiSJ、hidari、taurusはTeamviewerによるリモート測定に対応しています。
リモート測定を希望される方は久米田までご連絡ください。

リモート接続をする際には、
リモート接続を可能とするためのセキュリティ設定が必要となります。
リモート接続するPCのteamviewer IDをご連絡ください。
また、ログイン時に必要なワンタイムパスワードを、その都度ごとに発行いたします。

利用期間中は自由にリモート接続可能ですが、
利用期間外には接続できなくなります。

測定したデータの取り出しは、利用期間中であればteamviewer経由でお願いいたします。
利用期間外は久米田までご連絡ください。

有機合成等のNMRサンプルについて気軽にバンバン測定したい。

cancer 500 MHz (グローバルファシリティセンター登録、装置番号：AP-100089) をご利用ください。 この装置はgoogleカレンダーによる予約運用をしておりますので、お好きな時間に予約をし、使用することができます。 測定操作に不安がありましたら、適宜初回講習開催も承っております。ただし別途料金がかかりますのでご留意ください。

自分でタンパク質サンプルを精製して、すぐにNMR測定をしたい

実験室および培養室にて、タンパク質サンプルを調整することができます。 お気軽にご相談ください。

装置利用料金が高い

ご相談ください。装置の空き時間等での対応が可能な場合があります。

装置を使いたいけど、ここの装置（北海道）は遠い

サンプルをお送りください。リモート測定が可能な装置での対応が可能です。

溶液タンパク質NMRの解析や帰属、構造決定がめんどくさい

サンプルごと丸投げしてください。 測定から解析まで行い、簡易的な図の作成まで承っております。 もっとめんどくさがりな方には、大腸菌発現ベクターからの丸投げも承っております。 ただし、それぞれ試薬代等は別途ご負担いただきます。

NMRについてよく知らないけど、論文と同じようなデータが欲しい

ご相談ください。 STD、DOSY、T1/T2などの基本的なNMR測定から、少し特殊なsel-NOESY、sel-HSQMBC-TOCSYやCLIP-HSQMBC測定での対応実績があります。