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Home > 研究内容 > 好中球活性酸素発生系の構造生物学




 白血球のうちで最も数が多い好中球は,全体のおよそ60-70%を占めています。好中球は非常に運動性が高く、感染が起こると速やかにその部位へ集合し、感染部位の微生物を貪食・殺菌します。この殺菌は,好中球の産生する活性酸素により行われます。この活性酸素の発生に関わる酵素がNADPHオキシダーゼです。感染防御に対するNADPHオキシダーゼの重要性は、この遺伝子に異常を持つ人達の好中球が活性酸素を産生できないために殺菌能力が極めて低く,重篤な感染症を繰り返し、時には死に至るということからも明らかです。一方で、活性酸素は微生物に特異的に働くものではなく、自身の生体組織にも損傷を与えるため、NADPHオキシダーゼは微生物を貪食した時、殺菌する場所のみで活性化されるよう厳密に制御されています。この制御は、複数のタンパク質が相互作用することで、いわばスイッチのオン・オフを切り替えるようにして行われています。私達はこのオン・オフの状態がどのようにして切り替えられているのかを、タンパク質の構造から明らかにすることを目的として研究を進めています。






















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